伊豆高原メガソーラー訴訟を支援する会
美しい自然に恵まれた伊豆半島。
半島の東海岸に位置する伊豆高原・八幡野区は風光明媚な観光地として多くの観光客が訪れるリゾート地です。山からの水が潤沢に流れ込む八幡野の海は変化に富んだ海の生態系が息づくダイビングの聖地としても広く知られています。
その山林を43ha伐採し12万枚もの太陽光パネルを敷設する「伊豆高原メガソーラーパーク発電所計画」。この計画が実行されることで豊かな自然の生態系が破壊され、森の木々が蓄えてきた山の保水力が失われることなどが危惧されています。12万枚のパネルを敷き詰めた山から下る水は地域の人達が沿岸に暮らす八幡野川へ放流され、住民が水害や土石流災害に晒される危険を孕みます。
2018年2月 伊東市が宅地造成等規制法の許可を下ろし、次いで7月には静岡県の林地開発許可が下りたことで、この計画の完全白紙撤回を目指して、支援する会では訴訟や法務に関するさまざまな活動を担い地域住民と共に活動を続けています。
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伊東市への抗議 要請文 |
公開質問状全文 | 伊東市からの 質問への回答 |
![]() メガソーラー通信第25号 |
メガソーラー通信25号 1年ぶりの発行となりました。 事業が中断し、水面下での裁判闘争で決着がつくかと思われたメガソーラー計画が再び動きはじめました。 伊東市から去年の7月、秘密裏に下ろされていた宅造法の新たな変更許可の存在が確認されたのが年末。 明けて令和5年1月13日。会では代表と共に地域住民が小野市長に面談。市民に対して何ら説明を行わないまま伊東市が新たな許可を下ろしたことに対し、正式に文書を持って抗議し公開質問状を手渡しました。 現在行われている作業は事業者側が杜撰な工事をして放置していた作業用道路が去年9月の大雨で崩壊、大量の土砂が岡沢に流出したことに対する復旧と防災工事です。ですが、伊東市の新たな変更許可が明るみに出るとそれに呼応するかのように事業地に作業小屋を設置し、事業が始まったかのような様子を見せています。 25号では、いま伊豆高原メガソーラーに何が起こっているのか、を中心に、市長と事業者が交わした確約書に書かれていた約束事を振り返りながら現状について解説しています。 |
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会の活動も4年目を迎え、訴訟はいよいよ大詰めを迎えています。ひと足先に事業者である伊豆メガソーラーパーク合同会社が伊東市を相手に訴えていた河川占用不許可処分取消請求事件に控訴審判決が下り、計画の白紙撤回に向けてまた1歩前進することが出来ましたが、今も日々、会では多くの活動を続けて水際で建設を防いでいます。 従来からのゆうちょ銀行口座への寄付に加えて「買い物で応援する」というスタイルで会の活動を支援していただけるよう、オリジナルのエコバックを作りました。 肩からかけられる少し長めの持ち手と、お買い物に便利なマチ付きのエコバッグです。ショッピングサイトから気軽に購入出来て、売り上げはすべて会の活動の為に使わせていただいています。 計画が白紙撤回され、計画地の山の麓や河川の下流域に住む地元住民の方々が安心して暮らせる日が来ること、希少な動植物が暮らす豊かな海や森が守られることを願って最後まで活動を続けて参ります。 みなさまの変わらぬご支援・応援をよろしくお願いいたします。 |
ネットショップから購入して支援![]() パソコンからは https://izukougenms.official.ec/ |
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支援する会では伊豆高原メガソーラー計画を白紙撤回する為に行政裁判・民事裁判を行っています。
裁判を継続する為には多額の費用が必要です。活動を支える募金へのご協力をお願いいたします。
口座名
イズコウゲンメガソーラーソショウヲシエンスルカイ
【ゆうちょ銀行】
記号 12380
番号 62117081
【ゆうちょ銀行以外から】
店名 二三八 (ニ サン ハチ)
店番 238
普通預金 6211708
office@izukougen-ms.com
■宅地造成等規制法に基づく変更許可決定取消請求事件
■宅地造成等規制法に基づく許可決定の無効等確認請求事件
伊東市が伊豆メガソーラーパーク合同会社への許可処分を決定した宅造法許可の取消請求訴訟【行政裁判】 ※静岡地裁で係争中